今回は私たち外構のプロだからこそ知る『素人がやりがちな外構』についてプロの目線で解説してみました。
あなたのお庭は大丈夫ですか?少しでも参考になれば嬉しいです♪
1.二段フェンスの一段目無し
コスト削減のためか、プランナーのこだわりなのかはよくわかりませんが、住宅街で意外と目にする『やってはいけない』ポイントです。
目隠しフェンスは 外部からの視線をカットするために設置される商材ですが、下半分が空いてしまっていては本来の目的を見失ったまさに本末転倒の結果に...。
いちエクステリア業者としてそのような提案は正直理解しがたいです。
2.物置を目隠し代わりに
まるでつぎはぎの洋服です。見た目を重視する外構にとって思わしくない提案です。
そもそも物置の裏側は隠れることを前提に作られているので、本来あまり見せたくないもの...。
確かに多少のコストカットにはなりますが、それも微々たるものです。「削るところはそこじゃない!!」と言いたくなります(-_-;)
内側からの景色だけじゃなく、外から見た時の仕上がりにもこだわるのがプロの提案です。
3.土間コンスリットに玉竜or砂利
まさしく雑草の温床です。
手入れを怠ると気づいたらアッという間に雑草だらけ。雑草だけでなく意外と厄介なのが、どこからともなく飛んでくる"落ち葉"。玉りゅうや砂利に絡みついて掃除が大変です。
スリットだから大した事ないと思いがちですが、何十年も欠かさず草取りができる自信のある人だけ採用してください。
実際にあとからレンガやインターロッキング等のメンテナンスのいらない素材にリフォームされる方が大半なので、外構は長い目で見るのがコツですよ♪
4.のり面で土地の無駄遣い
コストカットのために土留めが途中で無くなっているお家もよく目にしますが、のり面は土地の無駄遣いになるだけでなく、雑草問題や土が流れてしまう原因になるので、きっちり整備するのが吉です。
土留めを施せば最大限土地を有効活用できますよ‼
また、境界線をしっかり定める役割も担うので、土留めは全面に施すのが無難でしょう。
せっかくのお庭、少しでも広く使えたほうが嬉しいですもんね(^^)
5.R(曲線)のあるデザイン
R(曲線)がついたデザインはなんとなくオシャレに見える気がしますが、オシャレっぽいとオシャレは全然違います。
Rは部材の加工が付き物なのでコストが掛かるだけけなく、好みは分かれますがデザインに飽きが来やすい印象があります。
飽きの来ないシンプルなデザインで賢く長くお庭を楽しみましょう♪
まとめ
外構は一度作ったらずーっと付き合っていくもの。だからこそ細かい所までこだわることが大切です。
お庭のプロはどんなに些細なポイントでも必ず理由をもってその提案をしています!
少しの差がきっとお庭の満足度につながるはずです♪
最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
外構工事は皆様の要望やお悩みに真摯に耳を傾け、一緒に解決策を考えてくれる業者さんに依頼しましょう。
宮城・仙台で外構・エクステリアご検討中の方、お庭のお悩み是非一度お気軽にご相談ください‼
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