外構・エクステリアは仕上がりのキレイさやデザイン性の高さなど、どうしても"見えるところ"に焦点を当ててしまいがちですよね。ですが、実は見えないところほど多くの重要な部材が隠れているんです‼
今回はそんな『縁の下の力持ち』に注目して、仕上げには見られない重要部材をまとめて紹介していきます♪
ぜひ最後までご覧ください(*^-^*)
伸縮目地
スポンジ部分で衝撃を吸収し、コンクリートのひび割れ防止に使われる大切な部材です!
コンクリートを打設後は表面しか露出しないため、コンクリート内部がどうなっているか見たことのある人は少ないはず...!
簡単に好きな長さにカットできるので施工性もばっちりです。
シンプルな仕上がりになるので、モダンな外観のお宅にマッチします♪
他の目地材と比べてもコストが抑えられるので、目立たないけど優秀な部材と言えます
ワイヤーメッシュ
ワイヤーメッシュは伸縮目地と同じく土間コンクリートのひび割れ防止のために使われます。
また、ワイヤーメッシュを敷くことにより強度が飛躍的に向上し、より高い耐久性に繋がります。
車が乗り上げる駐車場は5㎜、その他(テラスや人工芝等の下地コンクリート)は2㎜~3㎜を使用するなど、用途によって使い分けます。
こちらもコンクリート打設後は完璧に見えなくなるので、中にワイヤーメッシュが入っていること自体知らなかった人もいるのでは??
鉄筋 差し筋
鉄筋は主にブロック積みの際に使われます。
これがあることによってブロックの倒壊を防ぎ、頑丈で安全なブロック積みに仕上がります。
ブロックになぜ穴が開いているのかというと、実は鉄筋を通すための穴なんです‼ 上部に掘られた溝も横に鉄筋を這わせるためにあるんですよ~‼
鉄筋を入れた後は、隙間にモルタルを詰め、より頑丈な作りに仕上げます!
アンカーボルト
柱を基礎に固定する際に使われるアンカーボルト!
木造住宅では土台と基礎を繋げる際に使われますが、外構工事では物置、テラス屋根などの柱を基礎に固定する際に使われます。
アンカーボルトは特殊な構造をしていて、一度はめ込むとかえしが広がり、それによって抜けないように作られているので、しっかり固定するために欠かせない部材です。
独立基礎 基礎
目かくしフェンスの柱を固定する際に多く使われる独立基礎ですが、実は半分以上地中に埋まっているんです。
仕上がりで見えるのはせいぜい5センチ程なので、基礎を埋め込む穴の深さに驚かれることもあります(笑)
目隠しフェンスがしっかりと立っていられるのは この基礎がしっかり支えてくれているおかげです‼
スペーサー
その名の通り間隔を一定に保つ際に必要不可欠な部材です‼目隠しフェンスの板材を固定する際に大活躍します♪
間にはさみながら作業するので、多少の手間はかかりますが、あるのと無いのでは仕上がりも全然違います!
養生テープ
土間コン打設時、枡の汚れを防ぐために貼ったり、既存物に傷が汚れが着くのを防ぐためにも使われる養生テープ!
工事中は塵が舞ったり、泥やモルタル、コンクリート等が跳ねたりするなど、養生をしっかりしていないと外壁や車等を汚してしまう恐れがあります。
もちろん全てはがして撤収するので最後は一切残りません(笑)
砕石
コンクリートの下地として使われることが多いですが、他にも、インターロッキングやレンガの下地、モルタルベースの下地、階段の下地等、土・砂利以外の下地にはほとんど砕石が使われています‼
種類によっては砂利と同じように、砕石のみで仕上げる場合もありますが、仕上げの素材の下地に使われるのが一般的なので、目にする機会が少ない材料です!
施工する際は画像二枚目のように平らに均してレベルを取ります。
最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
外構工事は皆様の要望やお悩みに真摯に耳を傾け、一緒に解決策を考えてくれる業者さんに依頼しましょう。
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