エクステリアプランナー直伝‼ 新築外構だからこそ出来る後悔しない外構工事 賢い外構計画のコツ

新築外構工事を専門業者に別で依頼する場合、新築外構にしかできない外構工事のコツがあることはご存じでしょうか?新築の場合、新築外構にしかできないコストカットのコツ、メリットがたくさんあります‼



今回は外構専門業者ならではの視点で、満足のいく住まいを作り上げるコツをいくつかお教えしちゃいます♪新築一戸建て検討中の方必見です‼




●コツ1 外構打ち合わせを始めるタイミング

いくら新築外構と言っても家が建ち終わってから外構打合せを始めたのでは遅いんです。

重要なのは打合せ開始のタイミング‼

家と同時かもしくは家より先に始めるのが一番のポイントです‼

後に詳しく解説しますが、家が建ってからではどうしようもない部分(桝位置、室外機位置、配管等)も出てくるので、外構打ち合わせ開始時期は早ければ早いほど理想的です。

こだわった外構を作りたいなら、建物が完成する前に、何ならハウスメーカーを探す前に外構打ち合わせを開始することをおススメします。

ただし、外構にあまりこだわりがなく、必要最低限の工事のみ(駐車場、土留め、ポスト)を希望だからと言ってハウスメーカーに依頼するのはあまりおススメ出来ません。

なぜならハウスメーカーの外構工事は全て下請け業者が請け負っているので、料金に仲介料が上乗せされているからです。

外構元請け業者に頼めば 仲介料がかからないからその分安くなるだけでなく、仲介料分を別の工事費に当てられるからより満足のいく仕上がりになります。同じ値段でも仕上がり・満足度は全然違います。




●コツ2 室外設備(桝、室外機、配管、)位置を指定する。

先ほども少し触れましたが、設置してしまうともうどうしようもないのがこの『室外設備』です。なぜなら移設費がかかるから!

外構工事でで多いのが、既存の室外機や配管に邪魔され、理想の外構を完成するためには移設工事が必要になること。リフォーム外構ならまだしも、新築外構で移設工事をするとなると無駄としか言いようがありません...。

桝に至っては、高さの調節は出来ても、位置まで変更することは出来ないので、せっかくきれいな外構にしてもどうしても桝が目についてしまう...。

無駄な費用や後悔を生まないために、最初から考えて設置すれば理想の仕上がりが叶います♪

理想の外構に干渉しない位置に設置するのは必須‼見せたくないものは目立たない位置に

‼外構を考えないまま"とりあえず"で設置すると後で痛い目見ますよ‼




●コツ3 土地の高さ設定をする

外構工事において土地の掘削工事は必要不可欠。単に掘削工事と言っても処理費、重機料金、人件費等様々なコストがかかっています。

ここで大事なのが、掘削で出る土の量を最小限に抑えること!

掘削量が少なければその分のコストカットに繋がりますし、外構業者が一から土地を整備する手間も省けるので工事もスムーズに進み、

工期の短縮にも繋がるかもしれません。

また当然ながらリフォーム外構では不可能なポイントなので、新築外構であればやらない手はないと言っていいほど大事な項目です。





●コツ4 庭のプロの視点から土地を最大限活用出来る間取りのアドバイスをもらう(建築士資格所有外構専門業者)

ハウスメーカー提携外の外構業者を探す一つのポイントとして、"建築士免許所有の有無"があります。

建築士の資格を持つエクステリアプランナーと一緒に住まいづくりをすれば、建物と庭両方の視点から設計できますし、何より土地全体を最大限活用する提案をしてくれること間違いなしです。



ここで忘れて欲しくないのがハウスメーカーはあくまで建物の専門家、お庭のプロではないということ。建物を売るのが仕事ですから、そもそも外構に力を入れておらず、当然、積極的な営業はしません。

庭を最大限活用する住まいづくりを実現するには、お庭のプロの意見が必要不可欠です。




●コツ5 理想の外構のための予算設定

家づくりの失敗談でよく聞くのが、後回しにしていた外構打ち合わせ、いざ始まってみると、外構予算が思ったよりも高くて足りない...。かといって家の打ち合わせはもう終わってるからまたやり直すのは大変...。結局妥協した外構になってしまった...、なんてケース。

ハウスメーカーに外構を依頼すると、どうしても家の方に意識が向いてしまい、外構に手を付けるのは最後の最後。こうなってしまうのは私たちもよく理解できます。

こうなってしまう前に最初から外構を別で依頼する選択をすることも一つの予防策だと思います。

外構を別で依頼し、最初から外構のことも考えながら家の打ち合わせを進めることで、外構の予算感を知ったうえで家の打ち合わせを進められるだけでなく、同時に進めれば家と庭、バランスの取れた予算割が組めます。

理想の外構のための予算を残しつつ家づくりを進めるうえで最善の方法なのではないでしょうか?





●コツ6 建物と庭 調和のとれた部材選択

建物が完成してから外壁やドアの色味、質感を変更することは考えなくても無理だと分かります。

既存の外壁やドアの色味に合った外構部材を選ぶ事は出来るけど、ベストな組み合わせが見つかるか保証は出来ませんし、どうやったって限界があります。

「外壁を別な色にしてたらなぁ。」なんて思って欲しくありません。

新築外構であれば、家と庭を同時に作り上げることができるため、建物と庭がお互いに譲歩しながらベストマッチな組み合わせが作れます。






新築外構は賢く計画してコストカットを実現‼

今回紹介したものはすべて、新築外構でしか出来ない特権です。

これを知っているだけでコスト削減や満足度の向上に繋がりますね♪


最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

外構工事は皆様の要望やお悩みに真摯に耳を傾け、一緒に解決策を考えてくれる業者さんに依頼しましょう。

宮城・仙台で外構・エクステリアご検討中の方、お庭のお悩み是非一度お気軽にご相談ください‼

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7つの新常識! 家づくりは、庭・外構から始めよう「後悔しない住まいづくり」は、まず「エクステリアプランナー」に相談!

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著者: 丸山宏美

丸山宏美

確かな腕で、エクステリアデザインと外構工事を手がけるセレントセンドで一所懸命お手伝いをしています!一級エクステリアプランナーの旦那と一緒にあなたのお悩み・疑問を解決します!