大手Netエクステリア会社の闇

外構工事 価格だけで業者を選ぶと後悔する⁉

大手Net受注のエクステリア会社=安心??


私たちも今までいくつかの現場で、まれに欠陥施工に出くわす事がありました。

インスタグラムやブログでもたびたび紹介してきましたが、そのほとんどがリフォーム外構で、

施工して何年も経ってから判明したというケースがほとんどです。

しかし、今回のケースは新築であるにも関わらず、

私たちも自分の目を疑うような信じがたい現場のご相談を受けたので、

注意喚起の意味もこめてご紹介させて頂きます。




☎『土留めブロックが傾いている。今にも落ちそう・・・』。

夜に電話でご相談を受け、次の日の朝一番に現場に直行しました。

電話越しにブロックが倒れているというお話は聞いていたのですが、いざ到着してみると、

一目で危ない...!と感じました。

ダウンロード (5).png

柱を見るとわかる通り、ブロックが柱ごと外側に大きく傾いているのが分かります。

庭から下の土地まで高いところで2m以上の高低差があり、危険な状態。

本来であればベース部分に固定されているはずの鉄筋が手で簡単に抜けてしまう事態。

全く鉄筋としての機能を果たしておらず、あってもなくても変わらない。。。

さらに、一番上のブロックに至っては全く固定されておらず乗せただけ。

少し押しただけで倒れる。手で外せる。いつ落ちるかわからない。危なすぎる。



お子さんもいるお宅だったので、何かあったらと思うとぞっとします。

下の土地が空き地だったのも不幸中の幸いです。




また積まれたブロックを見てみるとさらに驚きの事実が判明。

使われていたブロックは本来土留め工事には用いない、

普通コンクリートブロックだったんです。これじゃあ倒れるよなぁ...という感じです(-_-;)




普通ブロックと土留めブロックの違い

普通ブロックと土留めブロックの違いを簡単に説明すると、

普通ブロックはブロックの空洞に鉄筋を入れモルタルを詰めます。

対して土留め用ブロックは土圧を受けてもいいようにモルタルでなく生コンクリートを充填します。

もちろん鉄筋の太さも異なります。

積んでしまうとわからないのですが施工中であれば違いは一目瞭然です。

そもそも普通ブロックは本来、土圧がかかるものとして設計されていません。

土留めとしては相応しくないのです。

その分、普通コンクリートブロックを積むのと土留めブロックを積むのではコストも全然違います。

ダウンロード (6).png

元々ブロックとフェンスの設置を依頼していたそうですが、直前になり、

そこの業者はブロック積みは請け負っていないことが判明。

急遽別の業者に依頼し、

フェンスの設置に間に合うよう急ぎで積んでもらったそうです。

結局間に合わず、この状態で2週間程放置されていたみたいです。

最終的にフェンス屋さんにも断られてしまったそうです。

安全のため私たちの判断で一番上のブロックは取り外しておきました。

価格重視で業者を選ぶと...

今回のケースは結果として、業者の施工技術不足や責任感のなさから引き起こされた事態ですが、

価格最重視で業者を選んだことにも問題があったように感じます。

今はネットで簡単に見積りや業者比較が出来ますが、価格だけで比較するのはご法度です。

しっかり施工してくれるなら安いに越したことは無いのかもしれませんが、

どうやって価格を下げているのか考えてみてください。



安心とアフターフォロー込みの値段と考え、信頼できる業者に相談しましょう。

私たち庭スマイルEXは、お客様のご予算に合わせ納得のいくまで打ち合わせを重ねながら

一緒に理想のお庭を作り上げます。



資格の有無の確認は必須です。

施工事例や、あればアンケートなども確認すると業者選びの参考になるはずです。



お写真のご協力ありがとうございました‼





最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

外構工事は皆様の要望やお悩みに真摯に耳を傾け、一緒に解決策を考えてくれる業者さんに依頼しましょう。

宮城・仙台で外構・エクステリアご検討中の方、お庭のお悩み是非一度お気軽にご相談ください‼

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著者: 丸山宏美

丸山宏美

確かな腕で、エクステリアデザインと外構工事を手がけるセレントセンドで一所懸命お手伝いをしています!一級エクステリアプランナーの旦那と一緒にあなたのお悩み・疑問を解決します!